ガーラ・ステーション新富町｜FJネクストの新築分譲マンション

新富町今昔物語

三吉橋

三吉橋は築地川が三叉の形となった所に、関東大震災後の復興計画の一環として、昭和４年１２月に架けられた三つ又の橋です。架設当初は、眺めの良さとその形で東京の名所にもなっていました。築地川が存在し、人々の暮らしも川を中心に営まれ、船などが通る情緒ある風景も、今は埋立てられ高速道路と化し、陸橋となっています。平成5年の大規模な改修で、照明は架設した当時の鈴蘭燈に、一部撤去された歩道も復元し、古き風情を感じさせるデザインで修景されています。

新富座跡

新富町にも【新富座】という劇場がありました。1872年（明治5年）に、守田座が猿若町から新富町へと移り、その後1875年（明治8年）に名前を新富座と変えました。翌年に一度焼失しますが、1878年（明治11年）に新築開場しました。この劇場では文明開化の新しい時代に合わせ、近代的な様式を取り入れた大規模な建物で「東京第一の劇場」と称され、周辺は芝居町となっていました。しかし、1923年（大正12年）に起こった関東大震災によって焼失し、再建はされませんでした。