地震に強い建物づくりには、強固な地盤を確保することが重要です。「ガーラ・ステージ西巣鴨Ⅱ」では、地下約24mより深く、N値50以上の砂礫層を建物を支える支持層としています。また、震度6強~7程度の大地震にも倒壊・崩壊しない程度を目標とした、構造計算を実施。「ガーラ・ステージ西巣鴨Ⅱ」では、この砂礫層にアースドリル工法による、1,100~2,100mm(軸径)の杭を10本構築して建物を支えています。
※N値とは:地盤の堅さを示す数値。重量63.5kgのハンマーを75cm自由落下させ、サンプラーと呼ばれる鋼管パイプを地中に30cm打ち込むのに、上から何回叩いたか、その回数を示すものです。N値50とは、30cm打ち込むために50回叩かなねばならない強固な地盤であることを示します。
躯体柱には、柱の主筋をつつみこむようにら旋状に巻き付けたスパイラルフープ筋を採用。地震時のせん断破壊に対しても、粘り強い効果を発揮します。
フローリングはクッション材を用いて空気層を設け、二重床構造にした乾式置床工法を採用。スプーンの落下音などの軽量床衝撃音を軽減します。
外壁のコンクリート厚は約150mm~180mmを確保し、断熱性に優れた壁構造としました。また、住戸と住戸の間を仕切る戸境壁は、プライバシーに配慮して約150mmを基本とした厚さを確保。生活音の伝わりを低減します。(一部乾式壁)
地震時の揺れによって玄関ドア枠が変形した場合でも、ドアが開き避難路を確保できるよう、ドアとドア枠の間に隙間を設けた耐震ドア枠を採用しています。
建物の南側の窓にはT-4(JIS遮音規格・40等級)のサッシュを採用。東西側の窓にはT-2(JIS遮音規格・30等級)のサッシュを採用しました。外部からの騒音と、室内からの音漏れを軽減します。
※上記の減衰量は、遮音を確保できる性能を持つサッシュを用いた、500Hzより上の周波数での測定によるものです。
※サッシュ性能値はJISで定められた測定環境で測定した値であり、実際に取り付けられた住戸では、その性能値と異なる場合があります。
鉄筋コンクリートのマンションでも、その構造には違いがあり、強度や耐久性のレベルも異なります。「ガーラ・ステージ西巣鴨Ⅱ」では、構造壁の鉄筋を二重に組むダブル配筋を基準として施工しています。ダブル配筋は、シングル配筋よりも高い強度と耐久性があります。
財団法人住宅保証機構の住宅瑕疵担保責任保険「まもりすまい保険」に加入予定。この保険により、売主による瑕疵担保責任の10年の保証を、より確実に受けることができます(限度額あり)。