「東京駅」の丸の内側には大手銀行や三菱系を中心とした大企業が集中し、日本の金融・経済の中核をなしています。丸の内ビルの建て替えオープン(2002年)を皮切りに、丸の内OAZO(2004年)、新丸の内ビル(2007年)など新スポットが続々と誕生。ファッションやグルメ、アミューズメントなども愉しめるエリアへと変貌をとげています。
東京駅では現在、JRなどによる再開発事業「東京ステーションシティ計画」が進行中です。国の重要文化財に指定された丸の内駅舎(赤レンガ駅舎)の保存・ 復元は、2011年度末に竣工予定。また駅をはさんで反対側の八重洲でも、大手デパート大丸などが入居する超高層ツインタワー・グラントウキョウがオープン(2007年)。引き続きペデストリアンデッキ「グランルーフ」や駅前広場の整備も予定さ れており、数年後には、大きく生まれ変わった八重洲とお目にかかれそうです。
丸の内に隣接する大手町エリアも、日本を代表するオフィス街のひとつです 。何棟もの超高層複合ビルをはじめNTT 、KDDI、JA全農、日本経団連、主要銀行本店などの巨大ビルが軒を並べ 、街並みに近未来的で整然とした印象を与えています 。また、気象庁など官公庁や逓信総合博物館も。さらに読売や日経 、産経など新聞社も集中し、マスコミ街としての顔ものぞかせています。