TOKYO SKY TREE

TOKYO SKY TREE

現地から約3kmの距離に「東京スカイツリー」が誕生し、世界に誇る国際観光スポットが生まれる。


新しいデジタル放送時代の核となるタワーの誕生。
「ガーラ・シティ深川森下」から約3北に位置する墨田区押上・業平橋地区において、東京タワーに代わる新電波塔「東京スカイツリー」の建設が進められています。新しいデジタル放送時代の核となる施設に位置づけられ、災害時には情報インフラの生命線としての機能が期待されています。また、このタワーを核とした大規模再開発が進行中。東京が世界に誇る新たな国際観光拠点としても大きな注目を集めています。竣工は2011年12月、開業は2012年春の予定です。
建設中の東京スカイツリー(平成21年8月撮影)
世界一の高さを誇り、美しいシルエットを描く。
「東京スカイツリー」の高さは、およそ634m。タワーとしては世界一の高さになります。地上350mに、レストラン・カフェ・ショップを併設した第1展望台を設置。さらに地上450mに、ガラスで被われた空中回廊のある第2展望台が設けられ、東京湾や関東平野を一望することができます。そのシルエットは、伝統的な日本建築などに見られる「そり」や「むくり」を意識してデザインされ、足元は三角形に、頂部へ向かうにつれて円形に変化していきます。見る角度や眺める場所によって多彩な表情を持つその姿は、伝統と先進が融合する新しい東京のシンボルとなります。
世界の主なタワーの高さ比較

周辺を含めた「すみだ中央エリア」で、多機能複合市街地を形成。
墨田区では、「東京スカイツリー」を中心とした周辺約35haの「すみだ中央エリア」において、新たな将来都市像を示す「まちづくりグランドデザイン」を策定しました。このエリアを両国・錦糸町周辺と同等の広域総合拠点と位置づけ、「新タワーゾーン」「水と緑ゾーン」「にぎわいゾーン」「機能再生ゾーン」の4つにゾーン分けし、それぞれの整備方針に基づいて計画的な街づくりを推進。高度な商業・業務・文化・住宅機能が集積し、高い防災性を備えた多機能複合市街地の形成を図ります。

複合的な機能を併せ持つ、「タワーのある街」へ。
東京メトロ半蔵門線・都営浅草線・京成押上線・東武伊勢崎線が乗り入れるターミナル「押上」駅から、東武伊勢崎線「業平橋」駅までの東西約400m、広さ約3.69haの区域では、世界一のタワーの足元にふさわしい街を目指して再開発が進められています。31階建ての高層棟や、広場・公園などのコミュニティ空間が設けられ、商業、エンターテインメント、文化、オフィス施設、そして防災機能などを備えた、都市型複合拠点が計画されています。

ゾーン別整備方針

新タワーゾーン

新タワーゾーン
新タワーおよび複合商業施設の建設
新タワーをシンボルとする防災・観光の広域拠点として、商業・業務機能を核に下町文化を発信する多機能複合市街地の形成を図る。

機能再生ゾーン

機能再生ゾーン
日常生活空間でありながら観光客をもてなす街
災害に強い街づくりを推進するとともに、下町情緒を活かしながら日常生活空間を再生し、良好な環境を確保した複合市街地の形成を図る。

水と緑ゾーン

水と緑ゾーン
北十間川親水空間の整備
水辺拠点として、北十間川の河川空間を活かした魅力ある親水環境の創造を図る。

にぎわいゾーン

にぎわいゾーン
賑わいある商店街と整備された歩行者空間
既存商店街の活性化により、連続性と賑わいのある沿道商業複合市街地形成を図る。あわせて不燃化を促進し、延焼遮断機能や避難路の機能の向上を図る。
※掲載の竣工・開業予定時期、およびその他の情報は、「東京スカイツリーホームページ」と「墨田区ホームページ」(2009年10月19日現在)を出典としたものであり、諸事情により変更になる場合があります。
※掲載の完成予想図は、「まちづくりグランドデザイン」が目指す街の将来像をイメージ化したものであり、実際の整備内容とは異なる場合があります。(出典:墨田区ホームページ)
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